冷凍保存したものを料理に活用する場合は、冷凍と解凍を繰り返すことはせず、一度解凍したものは当日中に使い切るようにするとよいです。
だしブレンドは「だしがらも捨てずに食べたくなること」を目指しています。だし取りと、だしがらを料理するタイミングは一緒でなくていいのです。活用するためのヒントや冷凍保存のやり方を知っていれば、グッとだしがらが使いやすくなります。
手間のかかるもの、特別な準備がいることは、家事や料理づくりの中で習慣化しにくいものです。
まずは、だしブレンドのだしがらを『食パンと合わせる』ところからはじめてみてください。だしを取った翌日の朝食に手軽に作れるものばかりです。
だしがらマヨトーストは、だしがら+マヨネーズ。だしがらチーズトーストは、だしがら+とろけるスライスチーズ。だしがらがさっぱりとしたツナのような風味となって、思いのほか“パンと合う”と思っていただけるはず!
次にぜひ試してもらいたいのが「だしがらふりかけ」です。血合いを除いたかつお節だからこそのくせの少なさ、風味のよさがあり、昆布が入ることによる食べごたえもしっかりとあって本当に美味しい。
「これ、また食べたい!」と思う味のものができたと、僕の自信作でもあります。小びんに分けて、おすそわけしても喜ばれます。
白ごはん.comでは随時だしがらレシピ増やしていくので、時間に余裕のあるときにでも試してみて、ぜひお気に入りのレシピを見つけてみてください。そうすれば、自分が、家族が、美味しいと喜ぶことのできるだしがらという“食材”が捨てるにはもったいないものに変わってくると思います。
だしがらが出たらまず粗熱を取る
すぐ使うときでも、冷蔵または冷凍ストックしておく時でも、だしがらの分量が多いときには必ず粗熱を取ってください。
ざるごしならそのまま冷まし、パックや袋でだし取りした時は、口を広げるなどして熱がこもらないようにします(別容器に移して粗熱を取ってもOKです)。
冷蔵保存する場合は、器に出してラップをして保存
粗熱が取れただしがらは、汁気が残っていれば軽くしぼり出します。器や保存容器などに入れ替え、冷蔵庫内の香りが移らないように、きっちりとラップをして保存しましょう。
冷凍保存する場合は、保存容器に入れるか、板状にラップに包んで保存
冷凍保存でも冷蔵の際と同じように、汁気が残っていれば軽くしぼり出しておきます。解凍しやすいよう、板状にラップに包んで冷凍するか、だし取り数回分をまとめてストックする場合は大きめの保存容器に入れて冷凍します。
だしがらを料理に使うときは、冷蔵庫で自然解凍(またはレンジで解凍)したのち調理します。
冷凍保存したものを料理に活用する場合は、冷凍と解凍を繰り返すことはせず、一度解凍したものは当日中に使い切るようにするとよいです。