無添加・無調味のだしパック、
商品化に3年かかりました…！

数年前のストアに関するアンケートにて、「だしパックを作ってほしい」という声がほんとうに多く、そこから商品化の企画がスタートしました。

原料の選定や配合、工場とのすり合わせなどを行う中で、価格とのバランスが悪くなって工場を変えたり…。気がづけば3年も経っていました。2024年夏に、ようやく納得のだしパックを発売できます！

※だしがらの活用についての記載・注意事項はページ下部に、ふりかけレシピはこちらに記載しています。

無調味・無添加で、
ごまかしのない味わい！

市販のだしパックは、食塩・砂糖入りのものも多く、配合をいろいろ試した僕からしたら「そりゃ調味料を入れたら、安く、パッと飲んだ時に味が強く感じるものが作れるでしょ！」と思います。

でも、調味料は本来なら後から料理に合わせて自分で加えるもの。だから、このだしパックはまず、【無調味である】ことにこだわりました。

また、だしパックや顆粒だしの中には「化学調味料」を含むものもありますし、添加物でなくとも用途としてはそれに近い「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」などを含むものが本当に多いです。

無調味であると同時に、【化学調味料・酵母エキス・たんぱく加水分解物などを不使用】であることも、この商品の大きな特徴の一つだと思います。

素材の粉砕方法、
天然原料へのこだわり！

だしパックに使用している原料は、以下の天然素材5つのみです。

・血合い抜きの『かつお節』

・うま味が断トツに強く、貴重な『羅臼昆布』

・パンチのある国産の『さば＆あご』

・豊かな風味の『原木椎茸』

シンプルな原料を使いつつも、うま味が強く出る素材、風味が豊かな素材をうまく組み合わせることで、味わい深い美味しいだし汁に仕上がります。

また、節系原料の粉砕方法にもこだわりがあって、一度薄く削って、それを粉砕機にかけるという工程を取っています。一般的なだしパックはほとんどが薄く削る工程を省いた原料を使ったものですが、2段階の工程にすることでうま味が出やすく、だし汁がすっきり仕上がるのです。

※味わいの傾向としては、かつお節＆昆布の定番のだし素材がいちばん引き立つようにしていますが、さばやあごの雑節を加えることでだし汁に厚みを出し、家庭料理にぴったりな味わいにしています。また、化学調味料入りのものよりも、すっきりしただし汁となっています。

だしがらも美味しく活用！
でも、ひとつ注意事項があります！

前述したように、節類も昆布も、粉末にしすぎないことで、だし汁はすっきりとした味わいとなり、だしがらも美味しく活用できるというメリットがあります。このだしパックのだしがらも、羅臼昆布のつぶつぶが残り、節類もしっかりかみしめる美味しさがあるものになっています。

だし汁とだしがらの美味しさを優先させてこの粉砕加減にしているのですが、だしがらの活用にあたっては、以下のことを必ずご確認ください！

◆だしがらを活用するにあたっての注意事項です◆
だしがらは料理に使う前に、お皿やバットなどに広げて、ヒレや小骨等が入っていないか確認し、そういったものがあれば、取り除いてから料理にお使いください。

※節類を粉砕した後に、網を通すのですが、まれにヒレ状のものが網に対して縦に入り、混入することがあります。そのため、商品パッケージの使用上の注意にも書いていますが、だしを取る前のだしパックはやぶらずにそのままご使用ください。だしがらを活用する場合は、上のような確認を行ってからご活用ください。

だしがらふりかけのレシピ！

だしがらは上のように、ヒレなどが無いか確認したのち、ふりかけなどのレシピに活用いただけます。また、だしがら自体は冷凍保存が可能なため、4つくらいをまとめてふりかけにするのもおすすめです。4つ分を解凍後にお皿などに広げて、チェックすると少しだけ負担も減るかなと思います。

【材料】 だしがら4袋分、醤油大さじ3、砂糖大さじ1と1/2、みりんと酒各大さじ2ずつ

【作り方】➀鍋にだしがら、調味料すべてを加えて混ぜる　②中火にかけて沸いたら火を少し弱め、汁気がなくなるまで煮詰める　③好みで一味唐辛子と白ごまを混ぜ合わせて出来上がり

【日持ち】冷蔵庫で10日ほど、冷凍なら2か月ほど