うま味が強く、まろやかな、
味わい深い煎茶です。

キリっとした煎茶より、まろやかな煎茶が好きなので、白ごはん.comストアで取り扱うなら自分が飲み慣れた、まろやか系の煎茶にしたいなと思っていました。

岐阜県瑞浪市の瑞芳園さんの有機ほうじ茶を飲むようになって（ほうじ茶がまろやかでうま味の強いものだったこともあり）、きっと煎茶も同じような味わいなんじゃないかと試してみました。

しっかりとしたうま味と甘みがあり、ほどよい渋みが感じられるバランス。まろやかですが、後味はすっきりとしています。うま味が強いのは、瑞芳園さんの茶園が寒暖差の大きな標高約400ｍの山間部に広がっていることが大きいらしいです。

無農薬・無化学肥料で
長年お茶づくりをされている
岐阜県瑞浪市の瑞芳園さん！

瑞芳園さんでは、30年以上前に無農薬栽培に切り替え、2007年に全園で有機JAS認定を取得されています。

生産者の成瀬さんにお話を聞くと、堆肥も自分たちで研究・熟成させて茶樹の様子を見ながら一畝ずつ散布したり、農薬を使わないからこそ人の力で膨大な草取りをしているとのこと。

昔ながらの栽培方法は、とにかく手間がかかるけれど、口に入るものだからこそ安心できるものを作りたいと、生産から加工まで一貫して行われています。

煎茶に入れるお湯は少しだけ冷ましてから。
やさしい味わいなので濃さは自由に！

美味しい煎茶を入れるには『熱湯をそそぐのではなく、湯飲みなどにお湯をそそぎ入れて一度軽く冷ます』ことが大切です。湯飲みに移すことで、お湯の温度は80℃付近にまで冷めると思います。

また、一人分のお湯の分量にもよりますが、『２人分で茶葉２～３gほど』が目安になるかと。お湯を入れたら茶葉が少し開くまで１分ほど置き、それから湯飲みに注ぎ入れましょう！

とはいえ、入れ方も茶葉の分量もあくまで目安。おやつの時間など、ひと息つくときに、自分の好みのやり方で楽しんでもらえたらと思います。

しっかりとしたうま味と甘みのある、まろやか系の瑞芳園さんの「有機上煎茶」、ぜひお試しください。