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作家さん別注品

「これ揃えとけば大丈夫」~長く使える調理器具シリーズ~

いちょうの木のまな板(角)

6,765円

(本体価格: 6,150円)

ご購入前に
記載の注意点(いちょう材の匂い、天然材由来の木目や黒い点のこと)をご確認いただいた上でのご購入をお願いいたします!
内容
1枚(約295×210×25㎝・A4コピー用紙サイズとほぼ同じ・重量約620g)
品質
いちょう(国産)・無塗装(白木)
出荷
1~3営業日以内に出荷
運賃詳細はこちら


白ごはん.comでも時々、まな板はどんなものがいいかという質問をいただくので、いつか僕の「推し」をストアで取り扱うことができたらと思っていました。

「料理をこれから始める方や、気に入ったものを改めて揃えたいと考えている方」に、自信を持って、”これを揃えておけば大丈夫”とおすすめできるまな板です。

特徴や取り扱いについて、以下の順に説明をしていこうと思います。

➀ 木のまな板の良いところ
包丁の切れ味が持続、切る作業も疲れにくく

② なぜ「いちょうの木?」
復元性の高さと手触り・水はけの良さ

③ 家庭使いにちょうどいいオリジナルサイズ
奥行き広めが使いやすい

④ シンプルでありながら美しい仕上げ
焼印付きでもあるので使い分けの目安にも

⑤ まな板の洗い方・手入れについて
写真付きで詳しく解説

⑥ 購入前の確認点
いちょう特有の匂いと木目の違いなど



①木のまな板をプロが選ぶ理由は?

僕は長年いちょうの木のまな板を使っています。なぜ「いちょうの木なのか」の前に、なぜ「木のまな板を使うのか」をはじめにまとめたいと思います。

材質として柔らかいので、包丁の切れ味が長持ちする

柔らかいことで刃をしっかり受け止めてくれるため、長時間の作業でも疲れにくい

表面の削り直しもできるから、一生ものの道具として使える

見た目以外の理由では、大きくはこの3つかなと思います。家庭でそんなに長時間の作業をするわけではないため、プラスチック製のまな板と違って包丁の切れ味が持続し、削り直しができることがいちばんのメリットかもしれません。



②なぜ「いちょうの木」なのか?

僕がいちょうの木のまな板を愛用しているのは、以前勤めていた料理屋さんでも、使っている人が多かったこともあります。

プロの中では「まな板といえば“いちょう”」というのが昔から定番で、まな板材の中でもっとも刃当たりがよいとされています。それ以外にもいちょうならではの良さがあるようです(以下は、作り手のwoodpeckerさんにもお聞きしてまとめました)。

「復元性」があるため、包丁の切り跡が自然に復元され凹みにくい

ヒノキより成長が早く軽いので、扱いやすさがある

キメが細かく、手触りが抜群にいい

適度に油分を含んでいるので、水はけがよいため乾きも早い


↑上の写真は、今回いちょうの木のまな板を作ってくれたwoodpeckerさんのもので、僕が何年か使っているまな板の表面の状態。

いちょう以外のまな板も長く使っていたことがありますが、このくらいの傷になる前からボロボロと細かな木くずが出るようになり、部分的にくぼんでしまったため、削り直しに出すことになりました。

同じように使っても、いちょうでは表面がくぼみにくいし、木くずも出ないので、包丁の切り跡が復元されやすいというのは、僕自身も実感している良さでもあります。



③まな板サイズは『A4』と同じ
 家庭で使いやすい大きさ。

いちょうの木のまな板は、プロ仕様の大きなものは探せばいろいろあるため、白ごはん.comでは家庭での使いやすさを優先した大きさのものを作ることにしました。

A4サイズ(約300×210㎜)とほぼ同じサイズで、厚みは25㎜となります。

※一般的なまな板の縦横比のバランスと比較すると、少し奥行きがが深い形(そのほうが切ったものが前後に落ちにくくなる・使用中の包丁を置くスペースが作れる等のメリットが!)。※下の写真は「まな板(角丸)」です。


木のまな板は(後で取り扱いについてもまとめていますが)水で全体をぬらしたり、洗ったあとに立てかけたり、【まな板を手に取って○○する】という頻度がどうしても高い道具です。

それを考慮して、ちょっとコンパクトなA4サイズ。木のまな板だけは、大は小をかねると思って大きめのものを買わないほうがいいと僕は思っています(僕も大きすぎるまな板は手入れが大変なのでしまい込んでしまっています…)。


切ったものがあふれそうだったら器によけるなどするだけで、毎日洗ったり、ぬらしたりするまな板のメンテナンスの負担が軽減されるんだったら、A4サイズくらいがちょうどいい人が多いんじゃないかと思っています。



④岐阜のwoodpeckerさんで、
 製作いただいています!

原料となるいちょうの木のセレクトから丁寧な仕上げ、ファンも多く、数多くのライフスタイルショップでも取り扱いされているwoodpeckerさんで作っていただきました。


この「いちょうの木のまな板(角)」は、シンプルな形状ではありますが、まな板の角を1辺ずつカンナで薄く削って、長方形でありながらも先端の手触りをやさしくしています。


最後に白ごはん.comの焼印をポンッと。無塗装なので、これで完了。防腐剤もフリー。


※焼印があることで、上下の判別がつきやすいため、「上は野菜、下は肉&魚」というように使い分けをしていただいてもいいかと思います。



⑤まな板の取り扱いについて、
 ポイントを簡単にご紹介。

木のまな板を使うときに「まな板が乾いた状態で何かを切るのは厳禁」ということをぜひ覚えておいてください。

必ず上のように、まな板全体を水で濡らして(水を吸わせて)から使います。そうすることで、食材の汁気や色味、においなどが入りにくくなります。※これは調理中のまな板が乾いてきた場合も同様で、何かを切る前に手でサッと水を振りかけて吸わせてから切るなどしましょう!

※ただ、水でぬらしても、油っぽいものを切るなどすることで、じんわりとシミになることがあります(こればかりは防げません)。水でぬらさず同じことをするとかなり目立ちますが、水でぬらした後のものだとシミになったとしてもさほど目立ちません。新品同様に保ち続けることは無理なので、長年使って、道具の味わいの一つとしてシミやキズをとらえてみてもらえましたら※


しっかり水で濡らしたあとは、上のように清潔な布巾で軽く水気をふき取ってから使うか、下のようにスケッパー等の道具でまな板の水気をしごいてから使うとよいです。


ここからは使ったあとのことです。必ず、まな板を放置せずに、なるべく早めに洗うようにしましょう!

無塗装のまな板は洗剤も吸いやすいため、油分のない野菜を切っただけの汚れ等であれば、タワシやスポンジで水洗いするだけが良いと思います(定期的に洗ったあとに熱湯をかけて殺菌)。※下の写真は「まな板(角丸)」です。


ただ、肉や魚を切った場合は、水洗いだけ、熱湯殺菌だけというわけにはいかないため、はじめに水をかけて汚れを落としつつまな板に水を吸わせ(←まな板が洗剤を吸わないように)、それから洗剤をつけたスポンジやタワシで洗ってください。洗剤はしっかり水で洗い落とすようにしましょう!

洗ったあとのまな板は、風通しのよい場所におき、直射日光があたらない、コンロの近くで油跳ねのある場所でないところで乾燥させます(余裕があれば、乾かすときに清潔な布巾で軽く水気をふきとってから立てかけておくとより良く、どこかに収納するときは必ず乾いたことを確認してから行いましょう!)。




⑦購入前にご確認いただきたいこと

購入いただく際にご注意いただきたいことが数点あります。

ひとつは、いちょうの木はいちょう材特有の匂いがあります。woodpeckerさんでにおいの強い部分は避けてもらっていますが、無くすことはできません。これは使用していくうちに薄れ、なくなっていきます。

また、木の色合い、木目の表情等にどうしても若干の違いが出る商品なので、サイトに掲載しているものと同じものをお届けできるわけではないことをご了承ください。


天然木の特性上、まな板の表面や側面に、小さな黒い点などがある品があります(これは葉っぱが生えていた跡です)。


また、上の写真のように、まな板の木目の一部が少し暗く(黒っぽく)なっている品もあります。黒い点や木目の暗さは、キズや不良ではないので、気にせず、まな板の個性や味わいと感じていただけたらと思います。

最後に、ご利用いただいていくうちに、特にまな板の側面に黒ずみが発生することがあります。これは数か月たってから出たり、早ければ使って数日のうちに出ることも(下の写真はwoodpeckerさんに仕事用に作っていただいたいちょうのまな板です)。


専門機関に調べてもらい、この黒ずみには害がないとメーカーのwoodpeckerさんにご確認いただいています。乾燥が不十分だと起こりやすいとのことなので、上で紹介した使用後の取り扱いも参考にしていただけたらと思います。

今回、角を丸く仕上げた柔らかみのあるまな板と、シンプルな角型のまな板の2種類を作ってもらいました(このページは後者の角型タイプです!)


上のようなグレーのダンボールに入れて、お届けします。woodpeckerさんの保存版まな板のしおりも同封していますので、わからないことがあればぜひそちらも参考に、毎日の料理に使ってみてください!

※woodpeckerさんでは有料でのまな板の削り直しを行っています。もちろん、白ごはん.comのこのまな板も対象です。まな板が凹んできた、黒ずんできたなどになれば、ぜひこちらもご検討ください※

※切りものが多い調理の場合など特に、まな板がすべらないよう、まな板の下にしぼった布巾などを敷くとよいです。白ごはん.comオリジナルの「がら紡ふきん」は、このまな板サイズに合わせて作っています。そちらも「がら紡ふきん」のページもぜひチェックしてみてください※

作家さん別注品

「これ揃えとけば大丈夫」~長く使える調理器具シリーズ~

いちょうの木のまな板(角)

6,765円

(本体価格: 6,150円)

ご購入前に
記載の注意点(いちょう材の匂い、天然材由来の木目や黒い点のこと)をご確認いただいた上でのご購入をお願いいたします!
内容
1枚(約295×210×25㎝・A4コピー用紙サイズとほぼ同じ・重量約620g)
品質
いちょう(国産)・無塗装(白木)
出荷
1~3営業日以内に出荷
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